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君は、生き残ることが出来るか?！
地元の友人に何度か誘いは受けていましたが機会に恵まれず。 二度目の野尻湖遠征への精力剤として、という兄貴の粋な計らい？ 『少なめにしろオラァ!!』 『残したらギルティやで？』 『金髪の子かわいそう、おおーん？』 とか言われたような言われなかったような。 いや、麺少なめのアドバイスはいただきましたが。 トッピングでウズラの卵5個100円を注文、安いね。 食券を手渡し、兄貴に、 『麺少なめ』 とか耳打ちされる一部始終を店長に見られていたら、人懐こそうな笑顔を向けられた。 今までの次郎プレッシャー？ に気圧されていた我が輩を察してかの、笑顔である。 その微笑みが、 『よく来てくれたね』 と言葉無く語っていた。 接客はこの点でポイントを稼いだ、オラ的にですが。 して、実食。 写真？ そんな雰囲気じゃねーよ♪ チャーシューが乗っかっている?！ 計算外だ。 一口目。麺。 『ウマイな』 二口目。麺、野菜と絡めて。 『なかなか』 三口目。もう覚えてない。 『目の前の調味料を使ったらアウトなんじゃろか？』 四口目。チャーシューは確実に食べきれない?！ 『やっぱりラーメンには胡椒やわ』 五口目。胃がベイルアウトしそうになる。 『パワーダウンだとぉ!?』 今思えば、我が輩はラーメン屋で口直しに酢を使うのですが、それがなかった。 その為に、かどうかは判らないが、残った事実はチャーシューを兄貴に食べて貰ったという現実である。 『ごちそう様でした』 俺は店長の目を見ることが出来なかった。 足早に店を出る、どうやら最後だったらしい。 『どうだった？ ギルティ・ドラゴン？』 『麺と比しても明らかに野菜の量が多いのに、あまりにも健康とかけ離れています…でも、コスパは高い!! しかし、お残しは許しまへんで!?』 という訳で胃が落ち着かない、寝れずに出発時刻になるのでした。
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